大分市でアンプ修理、制作をしている爺ちゃんです。小学生のころからハンダこてが最高の友達でした。現在はマニアなどからの修理の依頼を受けて業務として頑張っています。このアンプは中古を入手してメンテナンスしたものです、入手時にも特に問題ありませんでしたがコンデンサーを中心に劣化しているであろうコンデンサーなどを交換しました、出力管 6RA8は良い状態でした簡単に調整しただけで安定して動作しています。入手難で貴重な真空管を大事に使用するためにバイアスをやや深めにして 25ｍA位にそろえて長寿命化を計っています、またこの調整をするために出力管のカソードとグラウンド間に １０Ωの抵抗を入れています、この抵抗の両端の電圧を測定することにより電流測定が正確に素早く判別可能となります。レコード再生は勿論のこと FM.、AM放送 AUXからの CD再生も問題ありません。このアンプは SAX300 APS430などと同じ内容と思われます。外観は画像で判断してください、6RA8はLUXとNECにより企画製造された真空管で日本独自のものです、したがって外国製造のものはありません。この球の仕様機種は他に LUXなどがありますがいずれも人気機種で真空管の入手が難しいです。決して大パワーではありませんが一般家庭では十分なパワーです。